お知らせ
現場施工管理サービス「ワークサイト」に KY支援機能を追加、提供開始
危険予知活動をスムーズにし、安全対策を支援、事故防止に繋げます!
- プレスリリース
- アップデート
- ワークサイト
株式会社MCデータプラスは、現場施工管理サービス「ワークサイト」に「KY(危険予知)支援機能」を追加し、2024年1月18日(木)より提供開始いたしました。「KY活動」をデジタル化することで、確実な実施を促し、日々の安全対策を支援します。
開発の背景
全産業の労働災害の死亡者数に占める建設業の死亡者数は約3割と高い比率を占めており、重大な問題となっています。その対策として、日々、建設現場ではKY活動が行われ、安全意識の向上が図られています。
現在、KY活動の多くは各元請企業が指定する紙の帳票で運用されています。この帳票は作業するグループごとに作成されるため、1日当たり100枚以上の帳票を作成、保管する現場も多くあります。日々の作業において、各作業責任者は帳票の準備や記入に、元請企業は紙の帳票をもとにしたKY活動の実施有無の確認・判断に手間がかかっており、これがKY活動の徹底を阻害し、安全意識の低下、安全対策の形骸化に繋がる要因の1つになっています。
このような状況を踏まえ、当社はワークサイトにKY支援機能を実装、提供を開始いたしました。KY支援機能をご利用いただくことで、KY活動がデジタル化され、現場の安全対策支援に繋がると考えています。
KY支援機能の特徴
建設現場の作業開始前に行われるKY活動をデジタル化し、業務効率を向上することができます。
- KY活動がスマートフォンで簡単に実施可能
- 協力会社の作業責任者/作業員がスマートフォンから簡単にKY活動を登録できます。KY活動のデジタル化により帳票の保管スペースが不要になり、破損リスクもなくなります。
- 柔軟な項目設定が可能
- 危険ポイント、対策案の評価基準の項目を自由に編集できる、マスタ機能を有しています。
- KY活動参加者の正確性
- 安全書類作成サービス「グリーンサイト」の作業員名簿、及び通門管理機能の入場履歴からKY活動参加者を選択・登録できるため正確性が上がります。
- KY活動の実施有無をすぐにチェック可能
- KY活動の登録有無が一覧表示されるので、元請企業はすぐに実施状況を把握可能です。
- 危険ポイント・対策案を2軸で評価可能
- 危険ポイントと対策案で、「事故の重大度」、「事故の頻度」の2軸で評価した結果をふまえて、最終的な「危険度」を評価することができます。
- 転記作業の大幅な削減が可能
- 安全書類作成サービス「グリーンサイト」とデータ連携しているので、KY支援機能利用時に必要な初期設定の入力・転記の負荷が大幅に削減できます。
トライアル利用いただいた元請企業の声
元請企業の作業所工事責任者
「従来は、元請職員がKY未登録者の事前確認に一定の工数が割かれていましたが、KY支援機能運用後は、作業登録画面上でKYシートの登録有無が一覧表示されるようになったことで、未登録者に対し確実に是正指導できるようになりました。また、実際の入退場実績とKY参加人数との把握が容易となり、人工集計の真正性が向上しています。また、作業責任者が毎日手書きしていた数十枚のKY活動の帳票が不要になったため、帳票の印刷・補充・回収・保管にかかる元請企業職員の工数削減も見込めます。」
ご利用に関して
KY支援機能はワークサイトの標準機能としてご利用いただけます。
※元請企業での利用設定が必要です。
ワークサイトの利用にはプライムサービスのご契約が必要です。
グリーンサイトについて
「グリーンサイト」は、グリーンファイル(労務・安全衛生管理の書類)をインターネット上で作成・提出・確認できる業界標準サービスです。施工前から施工後まで、元請会社・協力会社双方の業務効率化・ペーパーレス化を実現。グリーンサイトの概要・詳細については、下記サービス紹介ページも併せてご覧ください。
労務安全書類の作成を効率化「グリーンサイト」
ワークサイトについて
「ワークサイト」は、労務安全書類の作成・管理サービス「グリーンサイト」に登録されたデータを連携して、正確かつ簡単に作業間連絡調整会議等の現場管理業務の効率化を実現するサービスです。ワークサイトの概要・詳細については、下記サービス紹介ページも併せてご覧ください。
現場の施工管理・調整業務を効率化「ワークサイト」