建設サイト・シリーズ 基本サービス

グリーンサイト:機能アップデート

施工体系図デジタルサイネージ表示に「表形式」を追加!

2025年10月のアップデート情報についてご案内します。
今回は施工体系図のデジタルサイネージ表示に「表形式」を追加しました。こちらではその詳細をご紹介します。
※本機能の対象は元請会社です

表形式で施工体系図のデジタルサイネージ表示が可能に

グリーンサイトでは、施工体系図(樹形図形式)をデジタルサイネージで表示する機能を2023年4月に追加しました。
今回2025年10月のアップデートでは、この施工体系図がデジタルサイネージ上で表形式でも表示できるようになりました。
施工体系図をより見やすい形で掲示することができるようになり、参加企業が多い大規模な現場でも協力会社の全体像や各種情報の確認がスムーズに行えるようになります。これにより、現場監督や安全管理担当者の業務効率を大幅に向上させ、建設現場の生産性向上に貢献します。

アップデートの背景

施工体系図とは、施工体制台帳に基づいて元請会社・協力会社の施工分担関係が一目でわかるようにした図のことです。一定の条件を満たす建設工事において、施工体系図の作成と掲示は法令で定められた必須業務です。

国土交通省は、2024年8月1日に従来の樹形図形式に加えて表形式の施工体系図を作成例として公開(※)しました。
グリーンサイトではこれに対応して表形式での出力を可能にしていましたが、デジタルサイネージでの表示は樹形図形式のみの対応でした。今回、現場からの多くのご要望にお応えし、デジタルサイネージにおいても表形式での表示を可能にする機能を開発しました。

※国土交通省が2024年8月1日に公開 https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000191.html

主な特長

一覧性が向上し、全体像を瞬時に把握

一次、二次、三次…と連なる協力会社名や各工事内容、担当者名などを分かりやすく一覧で表示。参加企業の多い大規模な現場においても、全体像を瞬時に把握することが可能になり、情報確認の時間を大幅に短縮します。

デジタルサイネージ消灯時も、QRコードでいつでも情報共有ができる

夜間や休日など、デジタルサイネージを消灯する必要がある場合でも、専用のQRコードを掲示しておくことで、作業員は自身のスマートフォンやタブレットからいつでも施工体系図を閲覧できます。これにより、24時間365日、常に最新情報へのアクセスを担保します。

表示時間の最適化で、デジタルサイネージをより有効に活用可能

表形式は樹形図形式に比べて表示にかかる時間が短縮されるため、デジタルサイネージの表示ローテーションに余裕が生まれます。安全喚起や天気予報など、現場に有益なその他のコンテンツとの併用がしやすくなることで、デジタルサイネージの価値を高めます。

簡単3ステップで、すぐに利用開始

グリーンサイトの画面から、1)表示設定をONにし、2)発行されたURLをコピーして、3)デジタルサイネージに設定するだけ。プレビュー機能で表示イメージを事前に確認することもでき、誰でも簡単に設定できます。

こんな課題、お悩みを解決!

これまでのデジタルサイネージ表示では、施工体系図を樹形図形式で表示していました。
その際には、下記のような課題がありました。

  • 施工体系図の作成や更新に手間がかかる…
  • 図の中の文字が読みにくい…
  • 印刷して掲示する際に膨大な枚数になる…

今回の機能追加で、施工体系図をデジタルサイネージ表示においても樹形図形式と表形式のどちらでも表示させることができるようになり、掲示場所や利用目的などに応じて使い分けができます。

建設サイト・シリーズでは、より使いやすいサービスの提供を目指して、今後も継続して機能追加、操作性の向上に向けて改善していきます。

※ 「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。